2024年2月の記事一覧
全校朝会
今朝の全校朝会での校長先生のお話は、「考える力の大切さ」についてでした。メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手がどうやって世界に注目される素晴らしい選手となったのか、高校1年生の時に作った目標達成表(マンダラチャート)を紹介しながら児童に伝えました。
大谷選手は、まず「ドラフト1位8球団」という目標を中心に書きました。その目標を達成するために、周りの8マスに「体づくり」「コントロール」「キレ」「スピード160km/h」「変化球」「運」「人間性」「メンタル」と目標を書き入れました。さらに、その8つを達成するための目標を周りの8つのマスに書き入れました。
校長先生が最も注目したのは「運」の部分です。運は努力して身につくものではありません。しかし、大谷選手はその運を引き寄せるために、「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋掃除」「審判さんへの態度」「本を読む」「応援される人間になる」「プラス思考」「道具を大切に使う」の8つを目標としたそうです。メジャーリーガーとなった今でもゴミ拾いをする大谷選手の様子がたびたび報道されています。常に紳士的な態度で人間性も素晴らしい大谷選手ですが、とても考える力のある人だからこそ大きな成功を収めることができたのでしょう。本校の子供たちの「考える力」を職員一同で育てていきたいと思います。
成長を実感しつつ、一年間のまとめに向かって!
7日(水)にあった授業参観では、各学年とも一年間の成長が伝わる授業内容でした。歌声、発表の態度、友達の話を聞く態度、話し合いの内容、ノートを書く姿勢…がんばりの表れは、挙げればきりがないほどです。
家庭では、宿題の見届けなどのご協力を、ありがとうございます。私たち職員も、より良い学びのために(雪の日も)日々研修を重ねています。それぞれのがんばりが、子供たちのさらなる成長を支えられるといいですね。
今週は、雪が降ったり授業参観があったりと、特別な一週間でした。一週間の疲れも出る三連休。まずは体調を整え、それからリフレッシュして、学年のまとめとなる二月後半からも、充実した学校生活を送ってほしいと思います。
人権旬間
渡瀬小学校は、教育委員会からの委嘱で人権教育を進めています。
人権旬間の取組として、日系二世の当間ミゲルさんを講師にお招きして、ペルーから日本に移り住んだときの経験談や、多様性社会・多文化共生社会にまつわる話をしていただきました。
外国籍で、文化や言語の違いから嫌な仇名で呼ばれたり、後ろ指をさされたり、大変つらい経験もあったと聞きました。
本校では、この後全クラスで学年の発達段階に応じて、「共生」について考える話し合いをしました。「外国籍の人も日本人も、共に楽しく生きていく社会の実現に大切なことは何か」と子どもたちは真剣に考えていました。