学校ブログ

2024年5月の記事一覧

渡瀬小学校人権週間

本校では5月7日(火)~13日(月)、人権についての考えを深め、広めることをねらいに、「渡瀬小学校人権週間」を設定しています。初日の7日には、校長講話で、「ちがいってなんだ」と題して人権についてのお話をしていただきました。

講話では、まず、「ふつう」について考えました。例えば、食について。校長先生は豚肉、牛肉、鶏肉を「ふつう」に食べますが、ザンビアという国に住む校長先生の友達は、豚肉、牛肉、鶏肉に加えて、芋虫も象の肉も「ふつう」に食べます。つまり、校長先生の「ふつう」と友達の「ふつう」は違います。

個人の「ふつう」も違えば、集団の違いもあります 。男と女の「ふつう」、障害のある人とない人の「ふつう」、特定の国や文化 、宗教に属する人たちの「ふつう」等、わたしたちの周りには当たり前のように違いがあります。

校長先生は、「せかいのひとびと」という本を紹介しながら、子どもたちに次のことを考えさせました。「わたしのふつう」と「あなたのふつう」が違うのは当たり前。では、それらの違いを「わたしたちのふつう」にするにはどうしたらよいでしょうか。

子どもたちは、この後、学級に戻って話し合います。この問いに対する正解は無いかもしれません。また、新たな問いが生じるかもしれません。こうして問いを重ねながら、考えを深めていきます。

渡瀬小学校人権週間には、「いじめなし標語づくり」や「よいとこみつけ」、人権作文などにも取り組みます。校長講話を皮切りに、子どもたちの人権についての考えが深まり、広がることを願っております。

 

ハローフレンズコンサート

1日は、ハローフレンズ第1弾として「ハローフレンズコンサート」が行われました。この「ハローフレンズ」は、青柳小、渡瀬小の両校の児童や保護者が、安心して交わることができるようにするための事業で、両校の教育課程にきちんと位置づけられているものです。 

その第1弾としてこのコンサートが企画されました。本校からも数名の保護者の方と学校運営協議会委員の方が参加してくださいました。途中、お互いの校歌を披露し合う場面もあり、和やかな素晴らしいコンサートになりました。

 初めての出会いの場として、いい出会いをして欲しいと思っていましたが、子供たちは、とても楽しい気持ちで参加することができたようです。

これから1年をかけて、この事業は実施されます。子供たちにとって、青柳小との統合が、期待あふれるものになって欲しいと思っています。